組子のメンテナンス方法Maintenance

ご購入後のメンテナンスやお手入れ方法をご紹介いたします。

購入後のお手入れ方法

欄間など、普段人の手が触れないところに設置する商品は、手垢等がつくことはほとんどありませんが、ホコリが桟の隙間に付着することがあります。しかし、お手入れ方法によっては組子の桟を傷つけてしまいます。

この場合、組子を痛めないお手入れ方法は
<隙間にたまったホコリをエアーで吹きつけて飛ばす方法>です。短時間で作業ができますので、当社ではこの方法をお勧めしています。

組子引き戸 間仕切り欄間のメンテナンス
ブロワー使用例

●エアーダスター(スプレー)・・・パソコン販売店や事務用品の通販などで販売されています。
 空気をシューと吹き付けて一気に細かいホコリを吹き飛ばすスプレー缶です。

●ブロワー・・・空気をはき出す小さな機械です。最近では、庭の落ち葉を払い落としたりする用途でガーデン売り場にも置いてあります。ホームセンターなどで販売されていますが、お店によってはレンタルしている場合もあります。

●コンプレッサー(エアーガン)・・・一般のご家庭でお持ちの方は少ないと思いますが、業者様で所有されている場合は製品のお手入れにお使いいただけます。

●掃除機のブロア機能・・・最近の掃除機は吸い込み機能以外に<エアーの吹きつけ・ブロア機能>がついているものがあります。この機能を使えば、ホコリを一気に吹き飛ばすことができます。

組子に直接、機械や手が触れると桟を傷つけることがありますので、極力、上記の方法(エアー吸い込みではなく、吹きつけ)でお手入れしてください。


木材表面のメンテナンス

無塗装品のメンテナンス場合

組子製品は、日常的に水拭きされなくても、ホコリを飛ばすお手入れのみで充分ではありますが、人の手が常に触れる枠材の表面が汚れた場合は、きれいな布に水を含ませかたく絞ってから軽く拭いてください。

水拭きで落ちないような汚れの場合、市販の白木用クリーナーで、汚れを落とす方法もあります。また、あらかじめ汚れを防ぐために塗布する手垢止め剤も販売されています。

無塗装品に小さな傷がついた場合

無塗装品の天然木には、傷を復元する機能が備わっています。
軽度な打こん傷の場合、傷に水を含ませるだけで元通りに復元します。(削りとったような傷や深い傷の場合は、完全には復元しませんのでご注意ください。)

組子製品 メンテナンス タニハタ

何かの大きな衝撃で組子の桟が破損してしまった場合

普段使用されているなかで、組子の桟が破損することは滅多にありません。
ただし、人が体当たりするなど大きな衝撃がかかると組子の桟が破損することがあります。

万が一、破損された場合は、破損した箇所のお写真と以下の情報をお送りください。
【破損理由 / 破損の程度 / 商品名 / お名前 / ご住所 / 購入日】

破損の状態から判断し、対応を検討させていただきます。

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