「2009年元気なモノ作り中小企業」受賞式の写真が経済産業省から送られてきました。
有名な企業の中に交ざり「本当に当社がいただいてもいいのかいな?」とおもいつつ、多くの経営者の方とお話しすることができ出席して本当に良かったとおもいます。
今年は創業50周年の節目の年になりますが、良い記念になりました。
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日本は「モノ作り」の国だとおもいます。
これは過去も現在も未来も変わらないと私は思っています。
モノに愛着を持つ(持てる)人達が多く、そういう文化が日本に根強くあるからです。
ただし、経済不況になり今までのやり方が正しいかどうか供給する側は見直す時期が来ているとおもいます。
こだわるべきところにはこだわり、そうでないところは柔軟に変化していかなければ生き残れません。
最近は小手先ばかりの経済書より、昔の経営者の定番本ばかり読んでいます。
その中でなるほどとおもった言葉・・・
本田宗一郎氏より
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会社がつぶれて失業した人たちが、何か救済策を講じてくれと要求することがある。
そういった消極的な態度にはうなずけない。
もし自分がそういう立場に置かれれば、自分で何か新しい職を作り出すつもりだ。
なぜ作れるかといえば、それは人間が多いからだ。
人間がたくさん住んでいればそれだけ欲望の数は多いわけで、それに応じた職業は無限にあるはずだ。
テレビで、日本は人間が多すぎて失業問題が深刻だといっているが、これの逆も言えるわけである。
ひとつの問題も考え方によってものすごくたくさんの解釈ができる。
だから大きな失敗をしてもグッと立ち上がるような明るい解釈をすることだ。
そうでなければ次の段階への新しいエネルギーは生まれない。
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明るい解釈。
新しいエネルギー。
昔の経営者は人間が太いですね。
これからの「日本のモノづくり」。
私もじっくり考え続けたいとおもいます。