久しぶりに映画を観てきました。
西田敏行主演の「火天の城」。
熱田の宮大工(職人)が織田信長の安土城を建てる話しです。
戦国時代というと侍が主人公の映画がお決まりですが、「職人」が主人公というのは珍しいので前々から観たいと思っていました。
映画は冒頭、職人の<鉋がけ>のシーンから始まります。
そこから一気にラストまで夢中で映画を観ました。
●製品・作品を使う人のことを考えて作る「気遣いの心」
●職人の(仲間同士の)心意気、職人魂
●素材・自然に対する感謝・畏敬の心
上記の「心」の大切さを説きながら話しは進んでいきます。
当社の職人達のために作られた映画では?
とおもうほどに「なるほど・・・」と思うシーンがいくつもありました。
自分の命をすり減らして、素材や道具、仕事に接してきた昔の職人達、
つい数十年前まで当たり前にいた職人達ですが、いろいろな環境の変化からこういう職人達の数やその「心」を持った人達が消えている現状があります。
モノ作りにたずさわる人以外にもぜひ観てほしい映画です。