若手職人達と長野県へ研修に行ってきました。
長野市で全国建具展示会があるということで、職人達と行ってきました。
たくさんの建具展示品が並んでおり、技術的にも高度なものが多く、うちの職人達も
目を輝かせて作品を見てまわりました。
やはりこういう研修は、定期的に続けていく必要があるなぁ・・と職人達をみて感じた次第です。
午後からは、国産木材の最高峰「木曽檜」の森 赤沢自然休養林にいってきました。
表面が鱗のようにポロポロ剥がれているのが、檜の特徴だそうです。
ちなみに森に入る前は、蒸し蒸しして不快指数がかなり高かったのですが、森を散歩し始めると・・・スッ~~と心と体が洗われていく不思議な感じ。。
富山県に住んでいるので、「森」に入るのは珍しくはないのですが、この森は特別にイオンが多いのかもしれません。
(この森では森林セラピーということもやっているそうです。)
映画「火天の城」では職人の西田敏行が、織田信長に命じられて安土城築城に使う太い檜を探しにこの森に入りますが、当時は黙って木を切ると死罪になることから、「檜一本、首一つ」と言われたそうです。
死にものぐるいで木曽檜の良材を探している姿が印象的でした。
武士も職人も命がけだった時代ですね。。
(なぜか血がたぎります。。)
途中、ベンチに座ろうと輪切りにした木材の年輪をみてびっくり!
とても細かい木目。
(写真ではわかりにくいですが。。)
良い木材に囲まれると、不思議と笑顔が出てくる普段寡黙な職人達。