環境に負担をかけないモノづくりをめざそう、ということで今年3月末から工場屋根に設置した太陽光パネルの発電状況を調べました。
5月の発電量4875KWhに対して、工場での電力使用量は5760KWh。
工場すべての電力をソーラーで発電した状況ではありませんが、5月は全使用量の約85%を占めるに至りました。元々、手仕事が多い仕事ではありますが、もう少し節電を頑張れば発電量と使用量は同じになります。
ちなみに当社では電力デマンド監視サービス(下記)を導入しております。
これは監視モニターで、常に工場内の電気使用量が確認できるサービスで、設定した数値以上に電力を使用した場合、工場内に警報が鳴り響きます。
これを使用することで、無駄な電力を使わなくなり、職人達に節電の意識が芽生えました。
(タイムカードの横に、この監視装置と太陽光発電管理画面を設置して、だれでも確認できるようにしています。)
ちなみにこの機械で調べたところ、工場で一番たくさん電力を使う機械は集塵機でした。
当社の場合、 全電力の50%以上を占め、この対策を施すことで大きな電力削減につながりました。
(節電の方法は、毎日仕事が終わった際に、各機械の集塵口を閉めてから帰ること。
朝礼当番がこれが徹底されているかどうか確認すること。たったこれだけで2割ほど電気料は安くなります。木工機械を多く保有している工場ほど効果が大きいはずです。同業者の方はぜひお試しください。)
3月末発電を開始してからCO2削減量は<5871kg-Co2>。
石油に換算すると2641L分、
成木にすると418本分の木に相当する値になります。
社員ひとりひとりが節電の意識を継続して持ち続けることで、必ず効果がでてくると実感するようになりました。 地道に続けていきたいと思います。