今年の9月以降、タニハタでは外国産木材(ベイヒバ、スプルス)での製作は行っておりません。(見積もり済みの案件は除きます)
国産木材は、杉(上写真)とヒノキ(手前写真)の2種類(針葉樹)のみになります。
外国産木材を取りやめて2ヶ月経過しますが、受注内容の割合は、ヒノキ(約7割)、杉(約3割)になっています。
タニハタでは、「組子用」の厳選された木材を使用します。
目の素直さ、詰まり具合、色味の良いものを産地まで出向いて直接購入しております。
材料を加工しながら「選別」は行いますので、最終的に製品に使用される部分は、魚でいう大トロのような部分になります。
曲がった木材を選ぶのは簡単ですが、製品になってからも曲がりそうな木材を選び出すのは大変なことで、ここをしっかりしないと製品になってからも問題が起きてしまいます。そういう意味では、組子の木取り加工はとても重要で、タニハタでは70才以上の熟練の職人が主に担当します。
左から木曽ヒノキ、ヒノキ、杉、吉野杉(赤身)、神代杉になります。
木目の詰まった素直な木材を選びます。
最近、材料についての問い合わせが多いので参考にしていただけばと思います。