11月9日から12日までフランス・ストラスブールの展示会に出展いたしました。
今回の展示会は「サロン・レゾナンス」という一般消費者向けの展示会で、出展する業者はアルザス地方だけでなくフランス全土で活動する作家、職人になります。
テレビ・新聞等でも報道されていますが、現在フランスでは「ジャポニスム2018」という日本とフランスの政府同士が共催する一大イベントが行われており、その主催者から日本の木材関連の作家・職人を招待したい、というオファーがあったことがきっかけで参加させていただきました。
今回は、職人の城、谷端、デザイナーの高氏と3人で参加いたしました。
サロン・レゾナンスは4日間で約2万人が集まる展示会です。
組子の微細な技術、繊細な意匠はフランスの人達にも評判がよく、たくさんの方から問い合わせをいただきました。
期間中、タニハタ組子の製作体験も行いました。アルザスの方達のモノづくりの関心は高く、昼間の混雑する時間帯は、人、人、人で身動きがとれない状態に・・・ありがたいことです。
言葉は通じなくても、何か心が通じます。フランスの作家からお土産をいただきました。
朝、開場する前。 城と記念撮影
他のブースをみると・・・針金を使ったアート作品。私が今回一番気に入ったブースでした。フランスの作家らしい作品ですね。
私は城よりも少し遅れて現地に入りましたが 、先に行っていたうちの職人の城が初日、地元新聞やテレビに取り上げられ、「握手してほしい」「一緒に写真を撮ってほしい」とフランス人から声をかけられていました。覚えたてのフランス語を話し、ジャニーズのように有名人になった職人をみて私の方が戸惑ってしまいました(笑)
総じて、かなり手応えのあった展示会になりました。
関係者の皆様に感謝です。