コロナ禍ということもあり、ガラス入り組子で空間を仕切りたい、という声が増えています。
繊細な組子製品にガラスの持つ強度、機能を付加させることで、組子の用途が大きく広がります。
・空気の流れやざわめきも抑え、よりプライベート感のある独立空間を作り出すことができます。使い方により、光、風、香り、人の気配など調整することも可能です。
・繊細な組子の表面をガラスなどでカバーするカタチになりますので組子の破損が少なくなります。
・エアコンなど冷暖房の調整もしやすくなります。
・マス目にホコリが溜まりにくくなり、組子の美観も保ちます。
(使用する場所や空間の大きさ、使い方によりその効果は変わります。)
美しいだけではない、組子+ガラスのメリットに、今一度ご注目いただければ幸いです。
下記に組子とガラス、紙等を組み合わせた施工例をご紹介させていただきます。
外部の通りから人目をひくファサードをつくりだすことが可能です。レストランなどの商業施設の場合、集客も期待できます。
通路からお店の中を、お店の中から外部を見ることが可能になります。
人の賑わい感を醸し出すことができ、外部から見えるようで見えない・・・微妙な「目隠し」の機能も追加されます。
写真はJR新潟駅構内にある花火模様の組子です。新潟駅改札を出た場所にこの組子が展示してありますので、「新潟といえば華やかな花火」という印象を観光客に与えることができます。又、お店の中への興味も持っていただくことができます。
裏面にワーロンや障子紙を貼ることで、柔らかな自然の陽射しを部屋の中に取り入れることができます。引き戸(紙貼り)にすることで外部から風、自然光を取り入れることも可能です。
高級感のある独立した小部屋をつくることも可能です。
外部と内部の境目があいまいな部分を「組子+ガラス」で作り出し、光、風、香り、人の気配など調整して取り入れることが可能になります。