タニハタブログ Blog

組子らんまを作る会社<タニハタ>の日々の出来事、その思いをブログで綴ります。

工場で使用する電力使用量と 発電量の可視化について

タニハタの工場入り口には、リアルタイムで「電力使用量」と「発電量」を見ることができるモニターを設置しております。
そのモニターで社員全員が工場内の「 電力」 を確認する習慣をつけています。予め設定した数値以上の電力を使用するとアラーム音が鳴るように設定してあり、夏や冬など極端に電力を使う時期はピーピーと音が鳴り響きます。
「こんなことしていたら、作業者の手が止まり仕事にならないのでは?」と聞かれることがありますが、実際に音がなり響くのはシーズンピークの数日だけ。

電力の可視化 省エネ 脱炭素社 CO2削減

この装置により 、 工場で一番電力を使う のは切削した木クズを吸う 集塵機であることが判明。全使用量の 40%以上を占め、ここに対策を講じることで、大幅な電力削減を実現できました。製造工場の中で電力が占める割合として、「製造に関わる部分」「冷暖房に関わる部分」「照明やパソコンなどの電灯部分」に分けられますが、細かく各電力の使用部分を見て、対策を施し、積み重ねることで大きな節電効果が生まれます。
脱炭素社会を実現するために、まずは<電力使用量の可視化>を行うことは重要なことと思います。