国内屈指の家具産地である飛騨高山。
富山から車で約2時間の場所にあります。
匠の伝統と技を受け継ぎ、飛騨では今も家具が作られています。
その飛騨高山では年に一度家具フェスティバルを開催しており、
高山市内に点在するメーカーのショールームや稼働中の家具工場の中が見学できる、
との話しを聞いて職人達と勉強がてら行ってきました。
曲げ木家具で有名な飛騨産業さん。
木取り作業ですが、大きな音から耳を保護するためにイヤーパッドを装着されていました。職人の体のことを大切にしている社風が感じられます。
大きな集塵機。集めた木クズはボイラー室で燃料として使用されています。太陽光発電も行われており、脱炭素を意識したモノづくりが行われていました。
たくさんの備品や部材も整理整頓されています。素晴らしい!
女性の職人も多く、力作業もスムーズにこなしていたのが印象に残りました。
組子を面材に使った家具も数多く出品されていました。
町の中ではあちらこちらで家具の展示会が行われていました。
展示品は家具が中心でしたが、組子に通じる木工技術も多く、うちの若い職人達も熱心に見ていました。
コロナで工場に籠もりがちな日々が続いたので職人達もリフレッシュできたようです。高山も町並みを美しかったです。
飛騨の家具フェスティバル(10月28日まで)