現在、日本では建築用木材の供給が需要に追いつかない状態(ウッドショック)になっていることもあり、当社でも通常より早めの木材手配を進めています。
元々は、北米産の木材が日本国内に入荷しない、という状況でしたが、海外の木材不足に押される形で国内産の木材が不足し値上がりする・・という状態になっています。
また昨今の長雨・大雨の影響で、全国的に山での木材伐採ができない状況が続いており、木材不足に拍車をかける傾向になっているようです。
先日、木材産地の競りに参加してきましたが、通常の3倍近い人がおり、ウッドショックの影響を肌で感じました。
比較的組子用の木材は、柱などの構造材に比べて影響はあまりでていませんが、全体に木材を探す人が増える分、やはり高めの価格の推移になってきております。
(こんな状況ですが、タニハタでは製品の値上げを行う予定はありません。)
今朝、ヒノキ材の入荷がありました。
これから乾燥させますので、使用するのは来年になります。
来年もお客様が安心して当社の組子を購入していただけるよう、また来月、産地まで直接出向いて良材を仕入れてきたいと思います。