木材が入手しにくい状況が続いています。
今年の春、産地の競りに参加してかなりの量を確保しましたが、昨今の木材不足の状況を考えるとちょっと落ち着かず・・・
再度、組子用ヒノキ、杉材の仕入れに行ってきました。
今回は、競りを体験したことがない若手職人5名とベテラン1名 合計7名で参加。
朝9時に到着。すでにたくさんの人で賑わっていました。
ヒノキの産地ですので倉庫にヒノキが山ほど積まれていますが、組子に向いたグレードはほんのわずか・・。
自分達の競りが始まるまで、若い職人に良い木材の見極め方を教えます。
若い職人は普段木取り場から回ってくる「一番良い状態のヒノキ」から加工を始めるので、それが当たり前と思っています。
「良いヒノキ材を確保するのは大変なこと」ということを一本一本、木材の状態を確認しながら説明します。
とろとろの最高級のヒノキ材。。幸せな気分になります。
今回も組子に使用する最高級の組子用ヒノキ、杉材をたくさん競り落としてきました。競り落とした木材は、充分乾燥させた後、来年使用します。
木材のみならず、いろいろな資材、エネルギーが値上がりする傾向ではありますが、タニハタでは来年の3月受注分までは組子製品の値上げは行いません。 こんな社会情勢ですが、最高級の木材の状態でお届けします。
タニハタの組子製品を検討されている方は安心してご注文いただければと思います。
秋にまた仕入れに行ってくる予定です。