今月は大阪府の2つの中学校から工場見学にお越しいただきました。
5月19日は大阪府の大桐中学校の7名の生徒さんが来社されました。
この日は富山県内の事業所8か所の中から自分たちの興味のある場所を選び訪問する選択学習の日で、弊社の他には富山県立イタイイタイ病資料館や富山ガラス館、地引網体験などを選ばれたとのことでした。
木材の色味の違いについてご説明させていただきました。着色ではなく本来の木の色味を利用してデザインしていますとお話しすると
顔を近づけ木材の違いをじっくりと見ておられました。
実際に地組組みを体験していただきました。
筋が良く職人もびっくり。
なんとこの生徒さんは、実家が大工さんだそうで、この後の組子体験も一番にミニ組子を完成しておられました。
組子体験ではアドバイスなしで自分の力で完成させたいと意気込み一生懸命挑戦されていました。
見事完成し、とても喜んでおられる姿にこちらも大変うれしい気持ちになりました。
今回の中学校は<SDGsの学習旅行>として富山にお越しいただきました。
事前にタニハタのホームページを調べてきてくれた生徒さんもおられ、アンケートでは実際に見ることができて良かったと言っていただきました。
短い時間での工場見学・組子製作体験のプログラムではありますが、生徒さんの今後の学習に少しでもお役に立てればと思います。
西川
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5月24日は枚方市立長尾西中学校の生徒さん17名にご来社いただきました。
前回同様、今回もSDGsの勉強をするためにタニハタの工場見学を選んでお越しいただきました。
会社説明をしている際や動画をご覧いただいている際は、生徒さんたちが持ってこられたファイルにメモを取りながら、熱心に話を聞いてくださりました。
質問にも積極的に答えてくださる、とても元気で明るい生徒さん方でした。
ミニ組子の製作体験では皆さん手際よくあっという間に三つ組手を組み上げておられました。
パーツが折れるのを悔しがり何度もトライしている生徒さんや、教え合って一緒に組み上げている生徒さんなど皆さんとても楽しんでいる様子を拝見して大変嬉しく思いました。
今回はSDGsの勉強をメインとしてお越しいただきましたが、タニハタの環境問題への取り組みや働き方だけでなく、組子製作体験を通して、日本の伝統工芸である組子の良さも知っていただけたと思います。こちらもとてもやりがいを感じました。タニハタの工場見学を通して、生徒さんが少しでも環境問題について興味や疑問を持ち、未来につなげてくださることを願っています。
志賀
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