名古屋の<ポートメッセなごや>で開催中の日本木工機械展2023に行ってきました。
前回はコロナ禍の開催で少し寂しい感じでしたが、今回は朝からかなり人が集まっており大変賑やかな印象でした。
前回は、NCルータなどの大型機械ばかりの印象でしたが、今回はクラフト・工芸作家向けの小型機械や手頃な価格のレーザーマシンやルータマシン、小型のロボットアームなどたくさんの小型機械が出品されており、うちのような組子屋としてもかなり見応えがある展示内容だったです。いくつか欲しい機械や工具も見つかりました。
次回はぜひ職人達を連れてきたいと思います。
最新の切削機械に関しては「木工業界も来るところまで来たなぁ」という印象。
今年になって大手の家具工場を見学したり、職人の方とお話しをする機会が多くなり、
「木工業界は、こんな風にどんどん大型化しハイテク化していくべき業界なんだろうか?」とも考えます。
林業向けの機械もどんどん進化していってほしいなぁ、と最近感じます。
(無人で木を切って運搬できるシステムとか)
どんなに加工機が進化しても、手業へのこだわりは大切に・・・タニハタも「工芸の工業化」を進めていきたいと思います。