3月7日、富山市立堀川中学校で「働く人に学ぶ」という講座の講師を務めてまいりました。
富山市立堀川中学校は日本海に位置するすべての中学校で最も生徒数が多い公立中学校で、生徒数が1000人を超えるマンモス校です。
この学校の中で開催された講座は、「生徒たちが様々な職場の人々から仕事内容や社会人としての心構えを学ぶことを目的」として開催されました。
45分の講義を2回行い、「組子細工」についてはもちろん、「日本のモノづくりについて」「職人について」「日本の木材の現状」といったキーワードを盛り込んで生徒たちが飽きないように工夫してお話しさせていただきました。組子のワークショップも行い、組子技術やヒノキ無垢材の素晴らしさについても体感していただきました。
タニハタは国産木材を次世代に引き継ぐことを重要な役目と考えており、環境問題にも力を入れて取り組んでいます。組子製品の製造においては、日本のヒノキや杉材を積極的に活用し、CO2排出量を最小限に抑える取り組みを行っています。
なぜそういうことを行っているのか、現在抱えている問題は何かについてもお話しさせていただきました。
短い時間ではありましたが、生徒たちが自分達で考え、自分達の未来を考えながら新しい日本を切り開いてくれるように願っています。
※後日、感想文が届きました。