タニハタでは職人達の作業中の安全対策を目的としたAED(自動体外式除細動器) を4年前より工場内に設置しております。
AEDを設置してもいざというときに「機械の操作がよくわからない」「蘇生方法を忘れてしまった」ということを防ぐために定期的に心肺蘇生法講習と応急対応訓練を行っており、今回全社員で訓練を行いました。
講習では、専門家の方からAED(自動体外式除細動器)の使用方法や心肺蘇生の手順についての説明を受け、座学だけではなく実際に蘇生法を社員全員で体験しました。
講習後、複数の社員から、「心肺蘇生法に関する知識と技術が身に付き、もし緊急の場面に遭遇した際には、自らが対応できる自信が持てた」との感想が寄せられました。
何事もないことが最も望ましいですが、万が一の事態に備え、今後も定期的に講習や訓練を継続して実施していきます。
また、事故や怪我が発生した場合の応急対応訓練に加え、工場内の危険な箇所を社内全体で改めて共有する機会を設けました。
作業中に行っていけないことや職人への声がけの方法、材料の投入方法など機械の前で社員全員で再確認を行いました。
我々製造業の現場は危険性をともなう機械を多く扱っているため、日頃の安全対策に加え、一人一人が安全意識を常に持ち行動することが必要不可欠です。日常的に行っている作業を何度も確認することで、これまで当たり前と考えていた作業の危険性を見直す貴重な機会となります。
これからも、お客様に組子を無事にお届けできるよう、日々の安全に細心の注意を払いながら業務に努めてまいります。